ハウスマンの仕事で嬉しかった体験
ホテルの客室清掃のハウスマンの仕事の中で、嬉しかった体験を紹介したいと思います。
ルームメイクの客室清掃が5時間で10~12部屋作るのに対して、ハウスマンは普段出来ない箇所の清掃を5部屋行います。
客室清掃よりより専門的に清掃を行います。
お客さんと接することは、ルームメイクに比べてほぼ皆無になるので、一人でやってる作業の楽しい所を紹介します。
浴室がツルツルになる
普通に浴室を洗剤を使って念入りに清掃した後に、便器やバスタブ、その他金属部分に特殊な薬剤をかけて少しの時間置いておきます。
その薬剤は表面をコーティング出来る成分が入っています。
その間に他の掃除をして、最後に水で流して拭きあげると、バスタブと便器、金属の部分が驚くほどツルツルになります。
これはやってて実に気持ちが良いものでした。
普段の清掃では、特にバスタブはザラザラを毎回とってもすぐにまたザラザラがついてしまいます。
このコーティングは効果がしばらく続くので、お客さんにも心地良く使ってもらえるばかりか、ざらざらが付きにくくなって、普段の清掃が早く済むようになります。
便器や金属部分も汚れがつきにくくなります。
これはルームメイクをしている客室清掃さんにも好評ですし、自分がルームメイクとして清掃に入る時も、コーティングしてある部屋か否かはすぐに分かります。
スタッフもお客さんも喜ぶし、自分も楽しいので、一番好きな作業でした。
出来るだけツルツルにしたいので、自分はいつもちょっとだけ多めに薬剤を使っていました。
カビがきれいに落ちる
ハウスマンの大敵は浴室の黒カビです。
これは不思議なもので、部屋がある場所によって、黒カビの量が変わってきます。
きっと通風孔の場所や建物内の風の流れで変わってくると思うのですが、フロアの真ん中よりも両脇の部屋が決まって黒カビが溜まります。
浴室の壁のタイルの目地に沿ってかなり黒くなっている場所もあるので、かなり見栄えが悪くなってしまいます。
普段の清掃でもやることになっているのですが、時間の問題で中々全ては落としきれません。
しかし、そんな黒カビもきれいに落ちると嬉しくなります。
入ったらすぐ黒カビに専用のハイターを塗布して、これもしばらく放っておき、少ししたらブラシで直接こすっていきます。
大抵はこするときれいに落ちるのですが、中には目地に染みこんでいて落ちにくいものあるので、労力を使うこともあります。
黒カビが浴室全面にあるような部屋は、カビを落とすとガラッときれいな部屋へと印象が変わります。
これは見た目で分かりやすくきれいになるので、仕事したという気分になります。
ルームメイクのスタッフに感謝される
いつもの客室清掃の前にハウスマンが入るのですが、入った部屋のシーツや枕カバーはハウスマンが集めますし、浴室はアメニティを設置するだけで掃除は不要なので、ルームメイクの人は作業が少なくて済みます。
ハウスマンが入った部屋もルームメイクの人にとって一部屋に換算されるので、その部屋は当然仕上がりが早く終わりますし、しばらくは浴室の掃除が楽になるので、メイクスタッフに感謝されます。
なので、自分たちもちゃんときれいにしようという意欲がより湧きます。
自分も、ルームメイクをしている時、ハウスマンが入った後の部屋は早く終わるので、もし自分の部屋に割り当てられているときは非常にうれしいものでした。
いつもではなく、たまに割り当てられるので、そういう日はラッキーな日です。
きれいになった=お客さんも喜んでくれるはず
直接お客さんと接する機会がないハウスマンは、もしかしたら地味な裏方かもしれません。
しかし、きれいな方が良いに決まっているので、部屋がきれいになるという事自体がモチベーションになります。
ルームメイクは時間との戦いなので、そこまで専門的に掃除を出来ない場所が出てきますが、ハウスマンはじっくりと掃除だけに専念できます。
きっと床や壁のシミを取ったり、キレイになった浴室は、お客さんにとっても気分は良い物なんだろうと思います。
もしかしたら、いつも使っている常連さんなどは、実は気づいていたりするかもしれません。
そういった想像をしてみると勝手に嬉しく感じます。

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