ハウスマンとは?
ハウスキーパーの一種で、客室内の壊れた部分の修理を依頼したり、ベッドメイクを手伝ったり、普段出来ない清掃を行ったりする仕事のことです。
ホテルによって少し違う様ですが、自分が働いていたホテルでは、客室清掃の中から男性スタッフが選ばれてハウスマンになり、客室清掃が行わない場所の掃除をしていました。
修理依頼などは、ルームメイクの人とハウスマン両方でやっていたので、基本的に清掃業務のみです。
どこを掃除するのかというと、シーツをはいでベッドをひっくり返してベッド下、天井や通気口などの高所を掃除し、床や壁の染みを落とし、浴室の排水溝や壁のカビ取りをしたあとに薬剤で浴室全体をコーティング、最後に部屋全体に掃除機をかけるという感じです。
そこまでやったら、あとはルームメイクさんが部屋を仕上げます。
結構時間がかかるので、5時間で5~7部屋ほど行っていました。
労働時間
通常の客室清掃と同じく、大体9時半ごろから16時くらいまでで、大きい部屋、小さい部屋含めて5~7部屋の掃除を行います。
休憩は30分で、5~6時間ほどの勤務時間でした。
賃金
時給は通常の客室清掃と同じで1,200円でした。
こんな人に向いている
ハウスマンは男性という意味ですが、普通の客室清掃より、男性向きであると思いました。
なぜかと言うと、ベッドメイクを含めたルームメイクはとにかく素早くかつ丁寧できれいに仕上げなければいけないので、整理が上手な女性に比べると、やはり男性は劣ってしまいます。
女性は細やかですし、小回りもききます。
その点ハウスマンは部屋数も少なく、じっくりと時間をかけて清掃出来るので時間に追われることも少ないですし、ルームメイクの必要がないので清掃に集中できます。
整理が苦手でじっくりやりたい人には向いています。
ここが楽しい!
落ちそうにない床のシミや浴室のカビが落ちた時には気持ちが良いです。
バスタブのコーティングも行うとつるつるになるので、実に好きな作業でした。
地味な裏方ですが、細かい汚れを落とし、部屋をきれいにしているという実感が得られます。
この仕事のメリット
通常の客室清掃よりも専門的に清掃を行うので、普段自分ではやらないような掃除のやり方を勉強できます。
カビの取り方や、カーペットのシミの取り方など、覚えたら家でも使えます。
数をこなすルームメイクよりも肉体的には楽でした。
この仕事のデメリット
デメリットは特にないかもしれませんが、汚れがひどい部屋にあたると大変です。
黒カビが浴室にすごく広がっている部屋などは、落とすのが大変で、時間がかなりかかってしまいます。
この仕事のコツ
じっくりと汚れを一つ一つ落としていけばいいので、コツというよりは根気がいる作業という感じでしょうか。
落ちない汚れは本当に何をやっても落ちない時があるので、早めに切り上げる見極めも大事です。
労働環境
ルームメイクとして働くよりは、スタッフのとげとげしさが少ないです。
ルームメイクさんは時間に追われているので、それに比べるとハウスマンの方がゆったりしていました。
特殊な薬剤などを扱う時は注意が必要ですが、ゴム手袋も支給されているので大丈夫です。
労働環境は悪くありません。
働いた感想
ルームメイクに比べると、男にとってみると非常にやりやすい仕事です。
力が必要な時はありますが、体力的にもくたくたになることは少ないです。
専門的なハウスマンの掃除はそんなにしょっちゅう必要な訳ではなく、人が足りない時はルームメイクに回ったりしていました。
出来ればずっとハウスマンだけをやりたいと思っていましたが・・・。
コツコツやるのが好きな自分には向いている仕事だと感じました。

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